
オブジェクト関連の話は分かりにくいので一旦スルーします
コードを書く為の文法の話に入ります。序盤の山場です。
理屈としては序盤に勉強する事になっていますがコードを書いてないのに文法理解するのは難しいです。
最初は文法のことは考えずコードを書く事にしました。
まずはとにかくコードを書いてセルに文字が入るところを見ていただく事にします。

オブジェクト、プロパティ、メソッドの勉強は次回の記事からにします。
コード書いて実行したあとで文法の知識を乗せていくという方法をとります。
前回の記事
エディタを使ってコードを書く画面をカスタマイズしましたね。
本記事での課題
今回の課題です。

まずはコードを書いてみよう
オブジェクト、プロパティ、メソッドの説明は一旦止めます
スクールや書籍では必ず序盤に教えているオブジェクト、プロパティ、メソッド。文法の話です。
この3点セットが分かってないとコードが書けないと言われています。
勿論間違ってないです。しかし最初は何を言ってるのか分からなくなるので思い切って飛ばします。
一般的にスクールや書籍等では絶対こんなことしません。
しかし私の経験上序盤で説明されても分からなかったのでやりたくないです。
よってまずはコードを書きます。
次の記事でオブジェクトとプロパティに触れていきます。メソッドはもう少し後で説明する予定です。
コードを書く
ではコードを書いていきましょう。基本はこれだけ。
「左辺に右辺を代入」です
先回書いたコードの Sub ・・・End Sub の間に Range(“A1”) = “おはようございます” と書きます。
文字列をコードに書く時はダブルクォーテーションで挟むというルールがあります。
ご注意ください。Excelでは関数でも同じ決まりがありますよね。それと同じです。
コードを実行する
まずはVBE内の実行させたいプロシージャのSubからEnd Subの間の適当な位置で1クリック。
これで実行させたいプロシージャを選択したことになります。
その後は以下操作をすることでコードが実行されます。
VBEの実行タブを押下。
「Sub/ユーザーフォームの実行」を押下。
これでコードが実行されます。
セルを見ながら実行ボタンを押す事をおすすめします。
セルにコードの実行結果がリアルタイムで反映されるはずです。
実行させたいプロシージャを選択後「F5」キーを押下してもコードは実行されます。
実行方法は何通りかあります。今後紹介していきます。
コードを書く際のポイント
range・・・という様に小文字で書いていってEnterを押下。
その後Rangeというように先頭が大文字になったらエラーなしという事です。
これはどのコードにも言えますがあえて小文字で書いて大文字に変換させています。
大文字になればコードを間違えてないという感じでエラーチェックにも使えます。
ですからコードは小文字で書きましょう。
複数のセルに文字列を入力してみる
ではもう少し文字列を書いてみる事にしましょう。
複数のセルへの文字列入力は手作業では大変ですがVBAが分かれば一瞬で作業完了です。
記入が済んだところでコードを実行させてみましょう。各セルに文字は入力されましたでしょうか?
文字列の削除
セルをクリアにするときは
- Range(“A1”).ClearContents
- Range(“A2”).ClearContents
- Range(“A3”).ClearContents
これでOK。ClearContentsを使ってセルの値を消しました。
まとめ
セルに文字を書いて消す事ができる様になりました。加えて1つ良い事も起きています。
実は今回の記事内でオブジェクト、プロパティ、メソッドを使いながらコードを書いています。
気にしてなくても色々な要素を交えてコードを書いてもらっています。
- 最初はまずコードを書いてみる
- 基本は左辺に右辺を代入
- コードは小文字で書こう

Enjoy Excel
オブジェクト関連の話は少しずつ出していきますのでゆっくり覚えていきましょう。
次はもう少しいろんなことが出来るコードを書いていこうと思います。
同時にコードの構造について考えてもらいます。
一定の理屈をもってコードが作られている事を勉強していく予定です。
参考:関連記事
本シリーズはこちらの記事とも連携しています。